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お子様の子育てでお悩みですか?
それとも、子育ての方針で奥様と意見が合わず、困っていらっしゃいますか?
ひょっとして、奥様から「うちの子は発達障害かもしれない」と聞かされた時、「その程度なら自分の子どもの時と同じだよ」とか、「それで障害者ならみんな障害者になっちゃうよ」とか、仰いませんでしたか?
違っていたら、すみません。
恐縮ですが、まず懺悔をさせてください。
実は、私がそうでした。
私がその様な反応をしたのは、妻を安心させようという思いからでした。わが子の障害を心配し自身の子育てに不安を感じていた妻に対し、「心配はないし、あなたの子育ては間違っていない」と伝えたかったのです。
でもこの対応は、なんの問題の解決にもならず、妻と子どもの苦悩を深めるだけでした。 必要なことは、実際に直面している困難を直視することで、子育てで言えば、子どもをもっと「よく見る」ことでした。
仕事で留守がちだった私は、子どもを「よく見る」ことをせずに、頭で考えただけで判断しようとしていました。妻には当然のように子育てを押し付けたうえ、子育ての悩みをきちんと理解することができず、本当に申し訳なかったと思っています。
大切なことは、「障害児」であるか「健常児」であるかではなく、現に「育てにくさで困っている」という事実をしっかりと受け入れることであり、それができないと、なかなか有効な対応が始められません。
私がクルールを始めたきっかけの一つに、このときの反省があります。